東方黄明譚
[縁起草案](1/1)
新しきスキマ妖怪の従者 八雲黄
職業 八雲紫の従者
能力 不明(精霊を操る、可変式武器を操る等?)
住居 八雲紫の屋敷(自己申告)

◆性格
基本的に温厚であり、人里にもよく出没する。(※1)
現在、主として仕えている八雲紫に命を救われ、忠誠を誓っている。
人里ではたまに式神のクー(※2)を連れているが、どうやら同じように仕えている八雲藍と似て式神に甘いらしい。

◆能力詳細
現時点でまだ詳細は判明していないらしい(※3)が、能力の片鱗として「精霊を統べることができる(※4)」、「可変式武器『BW・ヴァリアブル』を使用できる」といったものがあげられるようだ。

◆特殊な幻想入り
彼はいわゆる外来人で、結界を抜けてきたのだが最初に出現したのは妖怪の山中腹だった。これは異常な事で、結界に面していない場所から幻想入りした外来人は初めて(※5)だという。更に、記憶を無くしており、彼がどのような場所から来たかは不明で現在、主の八雲紫と共に記憶の手がかりを探している。

◆人里襲撃事件
人里にて名を知られるようになった出来事として、彼が人里を初めて訪れた際に起きた狼達が人里を襲撃した事件があげられる。
狼の群れが人里を襲撃、防衛に上白沢慧音と藤原妹紅が当たっている間に、彼が後ろに控えていた狼達のボスを叩いた。
狼達も縄張りを追われたと知った彼は、元凶を叩くために移動、『瘴気の獣』と呼ばれる元凶(※6)の討伐に成功。その際に土の精霊「フラーウム」を救出した。この精霊は彼の記憶の手がかりになるようで、これ以降彼は他の精霊を探すようになる。(※7)

◆精霊について
彼は体内に精霊を住まわせることができるようだ(※8)。これは彼にしかできないらしく、普通の人間や魔法使いが同じような事をすると精霊が内包する魔力に耐えきれず身体が破裂するそうだ。それを既に四体も内包している(※9)との事なので、彼の能力の底が見えない。

◆目撃報告例
「この前、うちの店で買い物をしていったよ。賢者様に作る料理の材料だって言ってた」(八百屋店主)
家事の手伝いを率先して行っているようだ。

「紅魔館で本を借りようと思ったら鉢合わせして吹っ飛ばされたよ。あれ、まだ強くなるって恐ろしいな」(白黒魔法使い)
それはあなたが借りると言って全く返さないからでは

「よく本を借りて行きますよ。読むスピードが早いんですけど、最近本と顔の距離が近いんです。目が悪いのかな?」(貸本屋店主)
読書家であるようだが、最近読む本は専ら武器関連のものらしい。可変式武器の変形の幅を広げるためだろうか。

「そろそろ能力を調べに行くって連絡が来たわ。どうやら能力がしっかり覚醒したらしいわね」(博麗の巫女)
先日の異変(※10)の時に四体目の精霊を救出、その際に発動したスペルカードが引き金になって覚醒したとのことらしい。分かったらすぐに私のところにも寄って欲しいものだ。



1:まず人里に来て、それから各地に飛ぶ姿が多数報告されている。移動の拠点にしているようだ。
2:後述の人里襲撃事件における狼の群れのボス。式神になってからはとても大人しくて可愛らしい姿になっている。
3:来て数日した頃に調べたようだが、「能力の底が見えない」と言われたようだ。
4:現在フラーウム(土)・メラン(闇)・ビヤンコ(光)・ジリョーヌイ(風)を宿しているとのこと。
5:八雲紫の気まぐれで幻想入りした訳でもないとのこと。結界に近い場所でないところに出る外来人は彼女の気まぐれで幻想入りさせられている。
6:本人曰く「おそらく自分が居た世界から来ているようだ」との事。その思いもあるのか『瘴気の獣』を発見したら彼に報告するようにと各地に伝えているようだ。
7:精霊は『瘴気の獣』に内包された状態になっているか、『精霊玉』という玉に封印されているらしい。どちらも見つけた場合は報告を。
8:精霊本人(?)に話を聞くと、「マスターが持つ不思議な暖かい力で包まれるような感じ」らしい。
9:最終的に八体まで増える可能性が高いと本人から報告があった。揃ったらどうなるのだろうか。
10:妖怪の山各地から黒い渦が発生する異変があり、博麗の巫女が動こうとしたがその前に沈静化した。新聞により『瘴気の獣』関連だと判明し、たまたま守矢神社を訪れていた彼の手によって解決された。その際に彼がもらった腕輪は妖怪の山通行証になっているらしい。



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