彼はカレの友達
[遥香が…](1/3)
怪我から1週間後、今日は通院する日。
お昼にカフェテリアで遥香と待ち合わせ。
わたしと七海は同じクラスで、2コマが英語だから、そのまま二人でカフェテリアへ。
七海がわたしの荷物を持ちながら、
「聞きそびれてたけど、佐々木先輩のことは…」
「彼女ではなく、やっぱりお姉さんだった。
義理のお姉さんみたいだよ。」
遥香の話を聞いているからか、納得しかねるといった感じの七海だけど、
「好きになったら、しょうがないもんね。」
って微笑んだ。
「こっちー!席取ってるよ。」
遥香は6人席を取ってた。
遥香の向かいには陸翔先輩が、陸翔先輩の隣には佳樹先輩、佳樹先輩の隣には潤くん。
気を利かせたのか、七海は佳樹先輩の向かいに自分の荷物を置き、隣にわたしのを置いた。
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