自称乙女の部屋(･ω･)

[・剣が君](1/1)

剣が君 forV

<機種>
psvita

<発売日>
2015年3月26日

ファミ通ゴールド殿堂入り

<キャスト>
九十九丸小野友樹
螢 KENN
黒羽実彰前野智昭
縁置鮎龍太郎
鷺原左京保志総一朗
鈴懸逢坂良太

<ストーリー>
身命(いのち)と等しき、この剣
君が為に振るう。

妖怪を滅する力を持つ伝説の刀、
「天下五剣」を授かる「剣取り」こそが
真の侍と称賛される時代。

江戸で暮らす主人公は、偽の姫として
花嫁行列を演じることとなる。

護衛として出会った六人の侍達と
絆を深める旅路。

その先にあるのは、剣への道か、君との道かーー

<評価>
シナリオ ★★★★★
糖度 ★★★☆☆
スチル ★★★★★
おすすめ ★★★★★

総合 ★★★★★

・シナリオ
細部までしっかりと作りこまれているんじゃないでしょうか。各キャラ4つのエンドがあり、どのエンドにも後日談が用意してあります。だからと言ってどれか１つでもシナリオが疎かになることはありません。

・糖度
エンドとキャラで大分差が出ます。総合的に、あまり甘いとは感じませんでした。ですが、シナリオがしっかりしているので、甘くなくても全く問題なく楽しめました。

・スチル
どのスチルにおいても美麗です。

スチル枚数
共通 33枚
九十九丸 23
螢 22
実彰 22
縁 22
左京 22
鈴懸 22

・おすすめ
大手をふるっておすすめします!
ただ、バッドエンドはないのですが悲恋エンドなるものが存在し、回収したほうが絶対にいいので大分きついです。(心にぐっとくる)悲恋エンドが苦手な方には向かないかもしれません。
エンド回収は途中までどのルートを進んでいるかわかるので、さほど苦労しません。

<おすすめ攻略順>
実彰→螢→縁→左京→鈴懸→九十九丸

<感想>
プレイ前の気になるキャラ
左京-鈴懸>九十九丸>縁-実彰>螢

プレイ後の好きなキャラ
左京-鈴懸>九十九丸-縁-実彰-螢

剣が君は各キャラ4つのエンド(荒魂・和魂・奇魂・幸魂)があり、おまけも充実していて(シュチュエーションにあった言葉をくれるおまけでは、なんとサブキャラまでもが参加している)ボリュームはバッチリです。
ただ、荒魂エンドは殺されそうなぐらい辛い。
九十九丸は他のキャラの√とが毛色が違く、荒魂エンドはトラウマレベルです。2度と見ません。(とか言いつつ怖いもの見たさで見てしまうこともある)
その反動か、九十九丸の幸魂エンドはより一層幸せが際立ち、泣けます。

逆に1番好きなエンドは、左京さん√の和魂エンドです。目的を果たす際に花嫁行列を共に過ごした侍達全員が駆けつけるシーンが最高に盛り上がり何回も繰り返してしまいました。その後のやることも粋で、何より左京さんのスチルが美しい…。後日談も最高にほのぼのでよかった。

そして悲恋エンドでよかったのは、左京さんの奇魂エンドと鈴懸の奇魂と荒魂エンド。左京さんの奇魂は亡くなった左京さんを想い続ける主人公という綺麗で切ない悲恋。ちょうどいい切なさで大好きです。
鈴懸の荒魂エンドは一応悲恋側に属するのだと思いますが、悲恋かな…？といった感じのエンドです。だからと言って軽い足取りで、奇魂エンドに行くと泣きます。

とりあえず、私がどれだけ語っても、このゲームの真の良さは伝わりません…。
ですので、是非手にとっていただいて一度プレイしていただきたいです。
最高の乙女ゲームだとお思います。

《2016年12月22日に剣が君の続編『剣が君百夜綴り』が発売予定です。》

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