私と幽霊
[4章](1/4)

晴人がいない学校は楽しくなくて気分が下がる。



だけど昼休みは佐藤君と音楽室に行った。



お弁当を食べながら好きな本とか映画の話しをする。



「久々に自分の趣味があう人がいたよ」


至ってクールだけど、どこか嬉しそうに言う佐藤君。



「私もそう思う」



あんまり人と関わらずに生活してきたから友達の存在が大切に思える。



「森本さんや川崎がいると凄い楽しいよ」




あんまり自分のことを言わない佐藤君がそんな事を言うからビックリして笑ってしまう。




「私も楽しい。 嫌な事とか忘れられるもん」




教室で私とは正反対の女の子。

口が悪い男の子。

楽しくない授業。



やっとそんな事を忘れられる時間が見つかった。


「似てるのかもな」


佐藤君の言葉が理解出来なかった。


「わ、私そんなに外見いいほうじゃないし頭悪いし」



似てるところは1つもないよ。

そう言おうと思ったけど佐藤君が


「似てるのは中身だよ

それにメイクして背伸びする子は苦手だな」



性格とかかな………?



「性格とか考えたことなかった」


「誰よりも綺麗な心だとおもうよ」


自分のことを褒められることがなかったから恥ずかしくなる。






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