私に冷たい間宮くんはどうやら私を好きらしい。
[し](1/5)
***
「……っ!!」
美優「え…香菜ちゃん?!何で泣くの?」
「わ、わかんない。あまりにも綺麗で感動しちゃったのかもしれない…」
美優「うぅ、香菜ちゃん……ありがとう」
宇野「2人して泣かないでくださいよ。特に美優さんはまだ泣かない方がいいんじゃないですかね」
美優「うー、、だよね。引っ込め引っ込め」
「改めておめでとう、美優ちゃん。絶対に誰よりも幸せになってね。」
美優「うぅぅ香菜ちゃんんんん(;_;)」
間宮「泣かせるなって」
本日は、美優ちゃんの結婚式です。
式の前に控え室でお話させてもらいました。
「…ところで新郎は?」
美優「うーん。さっき私がメイクと着付け入る前に“本番楽しみにしてる”って言って分かれたから、もう見に来ないんじゃないかな」
「へぇ…大人の余裕を感じるね」
美優「そうかな?」
間宮「かっこつけてるだけだろ」
宇野「俺もそうだと思います」
美優「うーん…前撮りで見てるから、もう飽きちゃったんじゃない?」
「それはない!絶対ない!こんな絶世の美女、見飽きるはずがない!!」
間宮「必死か」
美優「それは過大評価だよ〜」
「よし。じゃぁ今から新郎のところ行って美優ちゃん先に見たって自慢して来ようよ」
宇野「賛成です。嫌がらせ最高ですね。」
美優「(笑)」
さて。美優ちゃんの結婚相手が誰だか、もう分かりましたか?
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