私に冷たい間宮くんはどうやら私を好きらしい。
[は](2/19)






「んーん。何もないから」


宇野「……そうですか」






納得のいかないような顔はしていたけど、とりあえず引き下がってくれた宇野くん。








宇野「あ、美優さんはこの後、羽柴先輩と会うそうですよ〜」


「そうなんだ……付き合わせて悪いことしちゃったなぁ」


宇野「ちなみに槇田先輩は、俺と2人でご飯とか嫌ですか?」


「うーん……2人はちょっと、ねぇ


宇野「……正直ですよね本当に(笑)」










宇野くんと向き合うと決めていたはずなのに、簡単に揺らいでしまう自分が嫌だった。


頭の中は間宮くん、間宮くん。






なぜ、こんなにも、なんだろう……


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