私に冷たい間宮くんはどうやら私を好きらしい。

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私も間宮くんも、お互いが付き合うのは初めての相手だった。

全部が初めてで、間宮くんが全てだった。

大好きだった。

好かれている自信もあった。

私たちは子どもながらに、たまに喧嘩はあるだろうけど、これからもずっと一緒にいるんだろうと

この気持ちは不変だろうと

そう信じていた。何も疑わなかった。

だけど少しずつ、少しずつ……

季節の移り変わりとともに、ゆっくりと。

音を立てずに、崩れ始める。

(小説風)(次のページからいつも通りです)

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