天使くんは極道でした。
07.[ 『天使くん』と同棲始めます](1/25)
―――――
「はああああああああああ!!!!!??」
鮫島組に私のけたたましい絶叫が響く。
「うん、だからね。
俺としても組としても、ちあきちゃんには安全に暮らしてほしいの。
で俺も相当考えたんだけど、
やっぱりコレが一番安全だって結論に達したっ」
「だ、だからって……!」
「俺が側にいれば、守れるしね」
いやいや空さん……!
そういう問題じゃないよ!!!!
島津組の人たちにまた私が狙われる可能性が高いとはいえ――
ココ(鮫島組)で
空と同棲、だなんて。
「ばかぁぁぁぁ!!そんなの無理に決まってるでしょ!?」
「んー。
ちあきちゃんのお母さんにはもう連絡したんだけどね?
オッケーだって!!」
「ちょ!!!お母さん!!!!!」
「『空くんと一緒なら安心だわー!
不束者ですがよろしくね』って言われて」
「……………………。」
お母さん。
たぶん色々、間違ってるよ……。
「だから―――あ、もちろん
ちあきちゃんさえよければだけど」
余裕な態度で座っている空と、
その空に向かってちょこんと正座する私。
そりゃ、あの時は本当に怖かったし。
空が近くにいてくれた方が安心はするけど……
ちらりと部屋の入り口の襖に目を向ければ、
少し開いた隙間からは数人の組の人の目が。
……………いや、見切れてますけど!?
「坊っちゃん……!
夜はバッチリキッチリ布団用意しやすぜ…!!
あっ、もちろん邪魔はしやせん!!
グッジョブ!!!!!」
………………。
心の声、駄々漏れなんですが。
どこがグッジョブだ……!!
☆☆☆
横入り失礼いたします。作者です。
作者大学受験生のため、
更新頻度を減らそうと思います。
いつもご愛読いただきましてありがとうございます。
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これからもよろしくお願い申し上げます。
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掲示板、アルバムを設置いたしました。
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