〜新井朔の禁欲的恋の日々〜
[女心は分からない](1/20)

朔が自宅に戻ると

家の前にはソイツがいた。

「お前、遅かったじゃん。」

と、彼は朔の自宅のドア前から立ち上がると、朔を待ちわびていたようで、こちらに近付いて来た。

「佑介か、どうしたの?明日も仕事なんだけど。」

と朔はズボンから鍵を出し、ドアを開けると

「俺、彼女に振られた。」

と、佑介は悔しげに告げた。

朔はその言葉に、残念そうに彼を見つめると

「そっか、じゃあ慰めてやるよ!」

と笑顔で返した。

佑介は、そんな朔に

「マジかよ、流石、朔王子。」

と彼の首に腕を回すと、じゃれあいつつ二人は部屋に入っていった。





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