〜新井朔の禁欲的恋の日々〜
[恋は嵐のように](18/18)

朔は、後ろのドアを閉めながら、

アパートに消える彼女を見送り、ふぅと一息ついてから

車に戻った。

そして、運転席のドアを閉めた時点で

あることに気付いた。

あっ!!

俺、デスクの下に彼女へのプレゼント置いてあったんだ。

朔はガックシと顎をハンドルの上に置くが、今更取りに行く気になれず

シートベルトを締めると車を発進させた。

その様子を、日和は2階の自室のカーテンの隙間から覗きながら

「新井くん…か。」

と意味深に彼の名をつぶやいた。



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