[琉](1/24)
『ただいま!』
家に帰ってきた私。
『おー!』
声の主は琉。
『おかえり、七星ちゃん』
と、桃華ちゃん。
『冷蔵庫にプリンあるぞ。』
『んー!わかった』
邪魔にならぬようにすぐに冷蔵庫に向かった。
ーガチャー
あっ、あったあった。
プリンー、
私はプリンを取り出した。
『ん?』
なんかおかしい、、、。
って中身入ってないじゃん!!
フタには琉の字ででっかく
ぷりん
と書いてあった。
あのクソ兄貴めー!
『琉ー!』
桃華ちゃんがいるのも忘れて琉の元へと歩く。
『あ?』
『あ?じゃねぇ〜よ!プリン入ってないじゃん!』
琉は大爆笑。
『ふっ。バーカ!俺がそんなに優しいと思ったかっ。』
『さいってい!』
ーバコッー
今日のストレスを解消するかのように思いっきり殴った。
『いってぇな!そんな食い意地はるから彼氏できねぇーんだよ』
ーバコッー
もう一発殴って私は二階の自分の部屋に向かった。
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