夢幻華
決意 (1/5)






皆と別れてからひと月たった。

誰も守ってくれる人がいない為、毎日稽古の日々。 



「自分の身は自分で守らなきゃね!それにしてもいい汗かいたぁ」
 


稽古を終えた愛流は、いつものように風呂へ行く。
 


「みんな元気かな……早く会いたいよ……」
 


一人になると自然と涙が出てくる。皆の存在の大きさを改めて知った。 
 
 
 
 
 
  
 










……月日は流れても、帰ってくる気配は全くない。
 

もうみ月になる。 
 
さすがに愛流は何かあったのではと心配でいてもたってもいられなくなった。



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