浮気されたので浮気します。
[No.2](1/10)
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「りーんか!おっはっよっ!!あぁ凛花の匂い好き。落ち着く。」


「みかおはよ!もー毎朝毎朝(笑)」


自分の席につくと美香から後ろから抱きしめられた。そして顔をあげて私の顔をのぞいた。

くそ。クリンとしてて愛らしい目、整った髪の毛、白い肌女子同士でも可愛いと思ってしまう。



でも朝からこのテンションうざたん。






昨日のことをここで問い詰めてもなにも得しない。だからいつも通り接する。





さーて。浮気するとはいえよく考えたら私の学年ほぼカップルばっかだしなぁ。はぁ



早速自分の席から特に意味もないが手を丸くし目に当て教室全体を見渡し人間観察。


ポッチャリ早弁。小林。
チビで教室を駆け回る。須賀。
丸メガネガリ勉。永井。


んーなんかなー浮気相手に最適な人がいない。





「いでっ」

何か平たいノートみたいなものでいきなり叩かれ頭を抑える。後ろを振り向くと佐田先生がいた。


「何ボーっとしてるんだよ(笑)」


「うわっ佐田先生」


「うわってなんだよ。お前放、課後化学室に皆のプリント集めて持ってきて」


「はーい」


佐田先生は理科の先生。いつも明るくて元気な性格で背も高く、顔もまあまあで男女から人気がある。


あ、佐田先生とか。





・・・いや、ないか。



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