椿さんという人
[生きていた種](1/12)
保健室は比較的近いため考え事をするまでもなくあっという間に着いてしまった。
私の目的は忘れ物を取りに行くこと
変態男と駄弁っている暇はない
。
ノックもしないで横柄に開けてやるなんて思ったけ
ど。
ここは保健室。公共の場
もし中に椿さん以外の人がいたなら私の奇行を見せつけるだけになってしまうし、
なにより私は常識人だ。
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