珈琲にはとびっきりのお砂糖を。
暗い道では自分の影にもビビる(2/26)
いよいよ付き合ってもおかしくないな…。
そろそろだと思っておこう。
学校から離れると同じ制服を着た人も減っていき、やがていつも二人で歩く人通りの少ない住宅街に差し掛かった。
街灯はあるけど日は暮れているし誰もいないから物寂しさがある。
「…ちょっと暗いな」
心細さから独り言が漏れる。
返事をしてくれる人はいない。
隣に昴がいない。
ぴたりと足が止まった。
それは自分の意思じゃなく、突然石のように動かなくなった。
「あれ?」
声は出るし手も動く、でも足だけが進もうとしない。
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