いつも隣に君がいて
[4.思い出の音色](1/8)










「っっどうしようっっ!」






皆さんおはようございます。舞華です。





朝、寝坊しました。





いつも芹菜が起こしてくれるから…





自立しなきゃダメだなと思った瞬間でした。





で、まだ寝坊くらいならどうってことない。





「迷ったぁぁぁぁぁぁ泣」




そう、学園内で迷いました。






「もう!広すぎるよこの学園!




わけわかんない!」






もう始業のチャイムはとっくに鳴っていて。





自分の方向音痴を心から憎んだ。





「えー?あそこが教室でしょ?



でも入り口どこー?


ってかここどこぉー泣」





教室が見えてるのに。




わからない泣






ウロウロと森の中っぽい所を彷徨っていると。



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