奥羽の山師「ヤスの日記」
[第一章 変な人しかいねぇ「一般人ヤス」](1/6)
入社初日
あんま寝付けなかった…
ここに仕事に就く前は
自分はただ適当に過ごしてた、金がもらえればそれでいい…
後は友達と遊んで楽しくすごせれば別に苦労しなくてもバイトでもいいわと( ´Д`)=3
俺みたいな高卒の将来なんてたかが知れてるわ!何て思ってた。
求人票を見ると…結構良い給料、ボーナスあり、残業なし
これは俺からしたら行くしかないだろ!!
( `Д´)/
そう思って面接、採用されそれから数日後…俺は仕事場の倉庫に呼び出され、早朝の社長の朝礼に参加
社長「あー、これからこの会社に新しく入る新人達を紹介する!こっちは同僚君!
前はパソコン等の製造関係にいたらしいが全く携わったことのない仕事ををしたいと林業にきたらしい、皆仲よくするように」
まさか、工場関係からこんな山仕事に来るとは…よっぽど変わってる人だなー…(-_-;)
社長「そして次は菅原君だ!この子は前の職種は庭師で木に関しては素人では無いらしいからよ!!よろしくたのむ!」
いやいやいや!!社長!!違いますよー!!俺は雇用促進で造園業者に入ってチェーンソー使ってただけで資格の持ってないただのフリーターですよー!!( 」゚Д゚)」
ここでこの会社のメンバーを紹介
社長 最初言ったことが後々全く違う話になる、独裁者でケチ
社長の息子 物静かでしゃべるときもボソボソとしゃべる、何考えてるかわからない
村さん どっかのプロレスラー並みに言ってる事が聞き取れない、説明が下手くそ過ぎるが理解しないと怒鳴られる
かずさん 山仕事に関しては完璧にやる人、ただ歯にものきせぬ言いようで人の心を遠慮なくえぐる怖い人
えつさん 山のプロフェッショナル、山仕事の他にも山菜やキノコ、山の花でさえ完璧にわかるまさに手本にすべき人
さぶさん 会社の中では一番山仕事をやって来ていた人、しかしボソボソとしゃべるから説明されてもわからない。酒を飲むと陽気にしゃべりだす
佐藤さん 会社の中では若い30後半の先輩、面倒見もよく凄い働く人、しかしタバコがきれると機嫌が悪くなる
岡さん スゲーマイペースな人、みんな忙しく稼いでいるけど一人だけゆっくりとやり「やんべ(焦らず)にやんべ」が決め台詞
責任感がなく、よく先輩達に怒られる特に佐藤さん
現場監督 上から物を言う人、誰にも相談しないで勝手に仕事して後で社長に怒られる。仕事ぶりもいまいち
同僚 ナルシスト、確かに仕事はできるけどその度にこれできるのすごくね?っていちいち自慢してくる
このメンバーで俺は山仕事を始める事になった。
でも俺はまだまだ知らなかった、山仕事の過酷さと先輩達との地獄の日々を(-_-;)
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