探偵みたいな高校生達(23th CASE)

エピローグ(1/7)


あれから数日が経つ。
ロンドンから帰ったオレ達は、いつものように学校へと来ていた。

いつもと変わらない日常。ただ1つ、オレの隣の席が空いているということだった。


昌「西崎、帰ってからずっと休んでんねやろ?」


昌也が訊いてきた。
よほどセシルが犯人だったのが、西崎にはショックだったらしい。
もうすぐ一週間が経つ。


陽「そういやさ、駿一、一回も結局『みぃ』って呼ばなかったな」


駿「それ今言うことじゃないだろ」


彰「陽が言ってることはどうでもいいにして、お前、お見舞いくらい行けよ」


彰がそう言うと、クラスの連中も悪ノリしてオレは行かなきゃいけなくなった。
つーか、オメーらなんでここいんだよ。さっさとクラス帰れ。


そしてオレは今西崎の家の前にいる。
クラスのヤツらに言われたからで、決して心配だったからではないので悪しからず。
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