天然☆スイート
[嵐と知桜](1/4)

嵐くんとつき合って分かったこと


嵐くんはとーっても...甘い。


「ちーぃ?」
「...なに?」


日曜日、嵐くんのお部屋。

お部屋に入ると同時に
私をきゅうっと抱きしめる。


「好き」


ぽつっと耳元でささやかれ
きゅんっとしてしまう...


「... ...」
「ちぃ...いいにおい...
俺ちぃのにおい好きだよ?」


そう言って、くんっと私の首筋に顔を埋める。


「嵐くん...あの...く、くすぐったい...よぅ...」
「ヤダ?」

「... ...ヤじゃ、ない...けど」
「じゃ、やめない♪
ちぃ...好き」

「...ん」
「すげぇ好き」

「... ...」
「好き...好き好き好き好き...」

「・・・」
「ね。好きすぎて...ヤバイ」


そう言って私を放し、見つめる瞳が...とても甘い。


その甘さに、どうしていいか分からなくなって...真っ赤な顔のままうつむいてしまうと


「テレた?...そんな顔も、好き」


うれしそうにそう言って

また笑う。









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