嵐くんとつき合って分かったこと
嵐くんはとーっても...甘い。
「ちーぃ?」
「...なに?」
日曜日、嵐くんのお部屋。
お部屋に入ると同時に
私をきゅうっと抱きしめる。
「好き」
ぽつっと耳元でささやかれ
きゅんっとしてしまう...
「... ...」
「ちぃ...いいにおい...
俺ちぃのにおい好きだよ?」
そう言って、くんっと私の首筋に顔を埋める。
「嵐くん...あの...く、くすぐったい...よぅ...」
「ヤダ?」
「... ...ヤじゃ、ない...けど」
「じゃ、やめない♪
ちぃ...好き」
「...ん」
「すげぇ好き」
「... ...」
「好き...好き好き好き好き...」
「・・・」
「ね。好きすぎて...ヤバイ」
そう言って私を放し、見つめる瞳が...とても甘い。
その甘さに、どうしていいか分からなくなって...真っ赤な顔のままうつむいてしまうと
「テレた?...そんな顔も、好き」
うれしそうにそう言って
また笑う。