天然お嬢様と憂鬱な召使い(と、時々優雅な公爵)
[優雅な公爵はナイトの過去と対峙する](1/13)

―――さらさらと、砂が溢れ落ちていく。


俺と彼の蜜月に期限を決めたあの日から、逆さまにした砂時計は、残された俺達の時間を如実に伝えてくる。


そして今日もまた、少しずつ、でも確実に、砂が溢れていく。



- 162 -

前n[*][#]次n
/303 n

⇒しおり挿入


⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?

[編集]

[←戻る]