――――…先日、私には初めての友達が出来た。
ずっと欲しかった友達である。
当初の目的は同じ学校の、同じクラスで友達を作りたかったのだが、そんなことは関係ない。
私の傍に、ずっといてくれた秋那こそが。
私の初めての友達に、一番相応しかったのだろうと…今は思っている。
お陰で、私の日々の孤独はある程度解消されたのだが…それでも学校で一人ぼっちなのは相変わらずだった。
…けど、ある日…それは壊れた。