青春したいんです。

[episode 10](1/45)




ーーーーー 夏休み初日。







「あ!紗智ー!」



「璃子〜!早いね。」





なんと待ち合わせに一番先に私は着いてしまった。


意外にも私はとっても楽しみだったみたいで、朝早く目が覚めたのです。




待ち合わせの30分前に着いてしまい、ソワソワしてたら数分したら紗智が現れました。






「早く着いちゃったの。よかった紗智がすぐ来て。」



「私は電車だからね、ちょうどいいのがこの時間だっただけ。それにしても、メンバー的に時間通りに集まらなそうだと思ってるのは私だけ?」



「いや、私も思ってる。」




特に息子は起きないだろうからな。





「じゃあさ、あそこのテラスでお茶しよ〜!」




紗智が目を輝かせながらすぐ側のカフェを指さした。





「いいね!いいね!」





テラスなら誰か来てもすぐわかるし、すぐ側だから。


私たちはそれぞれ好きな飲み物を注文し、テラスでくつろぎ始めた。






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