落ちて下さい、羽月くん。
[解けるらしいです、羽月くん。](1/13)
このままではいけないと思ったのは
中学から続く友達と
カフェでお洒落にタピオカをしばいていたときでした。
そうですね、やはりインフルエンサーとしては
タピオカは嗜んで当然というか。
この友達、マジで頻繁に会うので
名前つけておきます。
月ちゃんです。本名から一文字とりました。
高校で一緒にマネしてたので知り合い程度ですが羽月のことは知ってます。
(淀川花火大会の前の話です)
月「わたし吾妻くん?のほうがいいわ。
今の所悪いところなくない?」
「いやマジでない。むしろなんでこんな羽月に執着してんやろってかんじ。
てか気づいたら2年経っててんけど好きなってか
ら」
月「やばない?マジで勿体無すぎん?」
「やばいワシらもう22やで…25まであと三年やで…」
月「いやあのさ、どっちにしろまじで羽月くんに関してははっきりさせたほうがええやろ。
付き合うにせよ付き合わんにせよ。
てかもう羽月くん断らんねやったら試しで付き合ってみたらいいやん」
「いやあのさあ…絶対別れるとき悪い雰囲気なるやん…7年くらいの友情二ヶ月で潰すのもったいない気もして」
月「それでここまでズルズル来てもてるんやん」
「(泣き真似)」
月「その顔くそブスやから速攻やめろ。
楽かもしれんけどこのままいって若いうちの思い出全部潰すん?
絶対後悔すんで」
「(泣き真似)」
月「だからやめろて」
月ちゃんはめちゃくちゃ怖い。
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