私は『所有物』じゃない
[進展](1/12)

もう少し経ってからお婆ちゃんから
「家にいても医者行く以外暇だろ?アルバイトでもしてみたらどうだ?」


と言われて私は小遣いも貰ってなくて生意気ながら煙草を吸ってたから見兼ねて提案された。




父親は結局一度も会いに来てない。


生活費は渡されてるみたいだけど、お母さんは離婚しようとしていた。



住所はお婆ちゃん家を借りて私は学校も辞めようと思ってた。



まだ在学してる子には悪いけど、教師も出来る子、親に権力ある子には贔屓してるように感じたから。




その頃の尚のブログには(何だかんだまだ見てた)


あ〜金ねぇバイトでもしようかな
誰か一緒にやろぉw


彼女欲しいな支えが欲しい


チャラチャラした奴は全員消えろ!!


絡まれてる女の子助けた
お礼なんかいいですよー



覚えてるのはこんな感じ。


寂しい奴だな〜って見るようになった(笑)




それからたまたま求人誌で見つけたスーパーで面接受けるも不合格。


薬局なども受けたけどダメだった。


理由は17歳だから。18歳までなってしまえば免許も取れるし自分で出勤できるでしょ?って。




やっぱり田舎だから帰りが危ないって配慮だった。




結果的に近くのコンビニの早朝になった。


勤務時間は短いけど給料は良くて自転車でも通えるから。




人が足りないからってすぐ出勤をお願いされた。



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