理性が消えるとき(ボクがきえるとき)
[第一章](1/6)


チュンチュンチュン……

母「けいたー!朝よー!遅刻するわよ!そろそろ降りて来なさーい!」


(行きたくない……もう……あんなとこには……)

僕は布団を被った。この世の全てから逃れたかった。

学校なんて……行きたくない……

僕は何も悪くない……あいつらがいるから悪いんだ……あいつらのいる学校なんて絶対行きたくない……


母「ほら!敬太!さっさと起きなさい!」

無理やりはがされた布団を、太陽の光で眩む視界の中、手探りでたぐり寄せる

起きてたまるか

母「いい加減にしなよ!ほら!」

また布団がはがされる
僕は何度でも布団をたぐり寄せる
が、布団は手の届かないとこに置かれたらしい……

敬太「……行きたくない……」

母さんなら……わかってくれるかな……

母「何甘ったれたこと言ってんの!あんまり母さんを困らせないでちょうだい!ほら、さっさと起きて支度しなさい!」


僕はがっかりした……母さんなら……わかってくれると思ったのに……

僕は無言で立ち上がり、支度を始めた

母「もう、母さんだって忙しいんだから、朝から手間かけさせないでちょうだい!」

そう言い残すと母さんは下に降りていった

はぁ……憂鬱だ……あんなとこに今日も行かなくちゃならないなんて……





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