君は花嫁
+[現実](1/8)


暗い…

…世界


「…ほ…ほとり…」


誰かが私の名前を

呼んでいる


「…ほとり…」


よく見えない

だ…れ?

片目が金色


『ほとり。お前は俺のものだ』


ヴァンパイア!?


怖い


誰かっ助けて!



「いやぁーー!!」


ガバッ


「はぁ、はぁ、……ゆっ夢?」


すごくリアルだった

辺りを見回し
自分の部屋のベッドに居ることに気がついた

パジャマも着ていた

昨日の出来事は夢だったのだろうか…

朝は頭が働かない。

あぁ窓からの太陽の日差しが眩しい…


ふと
時計に目をやった

午前8時30分…


………

…えっ

ええーー!!

もうこんな時間!?
いつもなら目覚まし時計がなるのにぃ!
遅刻だぁーー!!

急いで洗面所に向かった

私の部屋は一人部屋

みんなは羨ましがるけど、
朝に弱い私は
こういう時にルームメートが居れば…
なんて思ってしまう


私は素早く支度をし急いで部屋を出た。



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