お兄ちゃん、だめ…

＊[AAAAaaaaaaaaaァ?アaAaaア?](1/9)

目も前の鎌を持った男が私を追い詰めるように歩調を速める。

「来ないで！！この犯罪者！！」

後ずさった私の背中に壁がぶつかった。

「犯罪者？なら未央も共犯だね」

共犯？
こいつは何を言っているの？

男はさもおかしくて仕方ないように笑い出した。

「ははははははははは!!!!なんだよその目、信じてないんだな。
いいさ、教えてやるよ」

「お前はーーーー

渚を食べたんだよ」

なにを　　いっているの　？

私は男が言っていることが理解出来ずにただ困惑した。

「食べたでしょ、今朝俺が作った朝ごはん。朝からお肉ばっかりなんておかしいと思わなかった？」

男が言った言葉を理解した瞬間私は
吐き気が込み上げてくるのを感じた。

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