わたしのゆくえ
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すべてを捨てて 僕は生きてる
それでもきみを思い出せば
そんなときはなにもせずに 眠る 眠る






夢で会いたくてはやく眠ったこともあった


しゃがむと見える首の後ろのタトゥー
整ってる綺麗な顔 女の子みたいな名前
憧れだったたくさんのピアス 落ち着いた髪色
なにも真剣にできなくて 全部がへたくそで
自信がないからすぐにひとを傷つけるし
不謹慎で最低な冗談ばかり口にするし
言わなくてもいいことをわざわざ言っちゃうし
笑っちゃいけないところでたのしそうに笑う

親友だ、とお前がいつもふざけて言うの
わたしはちょっとだけうれしいです


12.



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