僕の彼女、猟奇的。
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[出会い。](1/10)
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土曜日。
約束の日。
「晴れて童貞卒業の日!」
「…そうだな。って!!
違うから、違う!」
「そう焦んなよ〜」
ケケケと彼は笑った。
緊張しすぎて
直樹を引き連れて
予定時間より
1時間も
早く来てしまった。
口の中の水分が
なくなってきた。
もう先に
なにか頼もうかな…
「すい…」
「おまたせ〜」
いつもより
お洒落に決めた凛子。
「おっ!来たな〜鈴子!」
「直樹〜!!
後で覚えといてね〜」
笑顔なのに
関節をボキボキ
鳴らしてる彼女に
やはり恐怖を覚えた。
「なにしてんの、
早く入りなよ〜」
凛子が招き入れたのは…
- 10 -
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*しおり
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