雪と雷雨、それから恋
時は平安、所は京。
そこにある姫君がおりました。
乱暴な言葉遣い
姫らしからぬ態度
それはそれは毛色の変わった姫君ではありました。
そんな姫君もお年頃。
と、いうことで、ある縁談が姫君のもとへ舞い込んできます。
そのお相手は才色兼備で眉目流麗、有能すぎるほど有能な殿方でした。
しかしその殿方、なんと口が悪い二重人格。
これから二人はどうなるのでしょうか。
──…平安恋物語の始まり始まり…
三日月さまからの頂きものです。
三日月さま、ありがとうございます!!
〜第一章〜
壱*嵐が来るは皐月の始め
弐*お相手は素敵な殿方
参*例えるならば雪のように
肆*訪ねてくるのは嵐ばかり
伍*怒りと恋慕に
陸*揺れる想い
漆*報せは突然に
捌*桜の下で誓いましょう
〜第二章〜
壱*皐月の内裏
弐*新たなる敵と気付かぬ心
参*その瞳の先には
肆*人生の分かれ目
伍*貴方のために走りましょう
陸*雪から桜と満月へ
〜あとがき〜
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