誰か助けてください。(切実)
3時間目 1/30
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朝、教室に入ると彩音が自分の席から血相変えてとんできた。
「なぎちゃん!大丈夫だったの?昨日はあの後早退したって…。」
俺はあの後、気分が優れないとか何とか言って学校を早退した。残り1時間しか無かったし、あのまま戻ってバスケをするような気分にもなれなかったからだ。
「いや、大丈夫だ。ちょっと貧血気味で、」
「貧血!?血が足りないの!?だめだよ、もっと鉄分取らなきゃ…。」
彩音がレバーだのサプリメントだの言っていた気がするが、正直よく聞いていなかった。ちゃんと話聞いてる?と言われたが、適当に返事をしてしまった気がする。
「彩音。」
「だから、血液中の鉄分が……ん?何?」
未だに貧血について色々言っている彩音に呼びかける。
一体いつまで話しているつもりだよ。いつになったらこいつの過保護は治るんだか。
そんな彩音を愛おしく感じるなんて、俺も大分きてるのかもしれないけどな。
「俺、今日からさ……」
「?」
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