誰か助けてください。(切実)

 2時間目 1/17 

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教室に戻ったら、丁度昼休みだったようだ。昼飯を食べていた彩音が血相変えて飛んできた。







「ななななぎちゃん!大丈夫だった?」



「そんなに慌てんなって、大丈夫だから。」



「ほんと…?なら、よかったぁ……。あ、お昼ご飯食べようよ!」



「うん。」







そういって、自分の椅子を彩音の机まで引きずっていく。







「あ、ねぇねぇなぎちゃん。保健室の先生どうだった?」







やけにウキウキとした口調で聞く彩音。

どうだったって………どうもこうもねぇよ………。







「何でだよ……。」



「だって、新しい保健の先生ってすっごくかっこいいじゃない!なぎちゃんは集会サボってたから知らないかもしれないけど………どうだった?初めて先生を見た感想は!?」







息を荒らげていう彩音に若干後ろに反り返る。







「別に、そこまではっきり顔なんて見てねぇし………。」







若干見えてはいたが影になっていたし、実際はそこまで良くは見えていなかった。







「えー、そうなの?じゃあ、今度保健室に行ってこようかなー。」



「だ、ダメだ!!!」







彩音の一言に先程のことがフラッシュバックし、勢い良く机に手をついて立ち上がる。いきなり大声を出した俺に彩音だけでなく、クラスの奴らが目を丸くして俺を凝視する。







「あんなところに行ったら彩音が何されるか分かったもんじゃねぇ!!とにかく、保健室に行くのだけは絶対にダメだからな!」



「う、うん………わかったよ…………。」







彩音の返事にホッとして再度席につき、パンの袋を開ける。周りの生徒も不思議そうな顔をしながらも再び話し始める。









「なぎちゃんが大きい声出すなんて珍しいね。保健室で何かあったの?」



「あ、あぁ………まぁ、ちょっとな。」















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